台湾のお盆の日に出会ったのは・・・ |
2014/08/10 カテゴリー/台湾旅行記
何の考えもなしに、台北の有名なお寺「龍山寺」に行ってきました。途中で気づいたのですが、今日は、旧暦の7月15日で「中元節」でした。
他のサイトから説明文をお借りすると
旧暦7月1日は「開鬼門」と呼ばれ、「鬼門」(あの世の門)が開く。旧暦7月30日が「関鬼門」で門が閉まる。この間、無縁仏の霊魂は先を争うように「この世」を徘徊、おいしいものを探す。特に旧暦7月15日の「中元節」は「鬼門」が大きく開かれる日とされ、「鬼」に遭わないよう外出はできるだけ避ける習慣がある。また、水辺に近づくと「水鬼」(水死した人の幽霊)に取って代わられる(水に引き込まれて死ぬ)とされ、特に禁物とされている。
つまり、今日(旧暦7月15日)は霊が一番多い日だということです。だから、たくさんのごちそうを用意して、霊に振る舞うということです。
本当にすごい人で、ゆっくりお参りすることもできませんでしたが、台湾のお坊さんがお経を唱えるところや貴重なものを見れましたから、よかったと思います。
台湾の人は、本当に信心深いです。
私も台湾に来てからかなり信心深くなったような気がします。
やっぱり目には見えなくても、そういうのはあると思いますね。
そして、池の鯉を見ていると、
「日本人でしょう?」とおじいさんに話しかけられました。
おじいさんは、日本語教育を受けた世代で、当時の日本教育の教えが体に染み渡っているそうです。日本語が話せる世代の人達は、少なくなってしまって、今は日本語をほとんど使う機会がないから、あなたに会えて日本語を話せてうれしいと何度もおっしゃってくれました

そして、日本軍として、戦争にも参加し、何度も死にかけたことがあったそうです。
今も軍人五箇条を覚えているそうで、
◯軍人は忠節を尽くすを本分とすべし
◯軍人は礼儀を正しくすべし
などを教えてくれました。
本物の敬礼はやっぱりピシっと決まってますね!
日本に帰ったら、あなたのおじいさんに昔の話を聞いてくださいとおっしゃっていました。(残念ながらふたりとも亡くなっていますが、本当にそういう話はちゃんと聞いておけばよかったです)
大変な時代を生きたおじいちゃん、
本当にいつまでも、健康で長生きしてほしいと思います!!
貴重な話を聞けて本当によかったです。
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